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イベント情報

「 右手は教科書 !」

07.16.10 | Comment?

7-16

熱海のスクーリングでの最終日は
支部長会議と作品講評会でした。

私は、前日
鈴木 啓水先生にご指導いただいた
楷書「樂毅論」
来月の競書課題を提出。

昨日のblogにてご紹介させていただいた
佐藤 光堂先生にご講評をいただきました。

まず、この作品について
どのような気持ちで書いたか
ということを問われました。

私は
「この作品は、生徒さん達へのお手本です。
創作作品とは違うので
私の感情は、別の場所に置いて
生徒さんたちに『これ書きたい!』と
思っていただけるような作品に仕上げることだけ
考えながら書いています。」

とお答えしたところ

とても柔らかな表情をされて
「私の(先生の)師、石橋 犀水先生が
『君達の右手は教科書
しっかりしたお手本を書きなさい!』
といつもおっしゃっていたことを
あなたのおかげで思い出しましたよ。」

と言って下さいました。

そして
「この作品は、充分素晴らしいお手本です。
『あなたの右手も教科書』です。
これからもどんどん書き続けてください。」
とありがたいご講評までいただくことができました。

今、私の書家活動の中で
講座生の方々への“お手本書き”に
かなりの時間をかけています。

私としては、ここ1年
当然として行ってきたことですが

あらためてそのことを認めていただき
とてもうれしく思いました。

写真は、スクーリング最終日の
早朝に書いた1枚です。

自宅のアトリエにて昨日より
あらたに書いているのですが
これ以上の作品ならなくて..

さて
本日のblogにて
熱海のスクーリングレポートは
終了です。

皆さま
お付き合いいただきありがとうございました。

講座生の方からも
「先生 よかったですね!お帰りなさい!」
と声をかけていただきうれしかったですよ♪

スクーリングの初日
7月 9日は
私の祖母の25回目の命日でした。

早朝に出発したため
お寺にお参りすることはできませんでしたが

今回の貴重な経験を
きっと喜んでくれていることと思います。

「右手は教科書」
一生忘れられない言葉になりそうです。

ありがとうございました。
                     KOU

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